森永製菓

痒い所に手が届くプロフェッショナル向けツールという印象があります。


情報システム部
吉田 博之 様、石井 正徳 様

【管理対象台数】
約2,000台

【この事例のポイント】
森永製菓では資産管理とツール配布の効率化が課題だった。
PALLET CONTROLともう一社を比較検討した。GUIなどインターフェースでは他社製品の方が親しみやすかったが、機能面を考えると、PALLET CONTROLの方が、『痒いところに手が届きそうで、長い目で見ればこちらの方が良いのではないか』と思われた。
現在は、全国2,000台の資産管理とツール配布に活用している。

PC資産管理の効率化を目指しPALLET CONTROLを導入

森永製菓(以下 森永)にて、PALLET CONTROLのようなネットワーク管理ツールの検討を始めたのはいつごろからでしょうか?

五年ぐらい前からです。当時は追加ソフトウエアのインストール、PCアプリケーションの資産管理の効率化が課題となっていました。その頃は、Excelにて台帳で管理していました。台帳管理といっても、目視で確認した後、情報を手入力していたので、本質的には、紙の帳面による管理と大差ない状態でした。

また、地方の拠点でも台帳管理し、一方、本社情報システム部でも別に管理するという、『管理のダブリ、無駄』が発生しており、効率的とは言えませんでした。この状況を打開するためにツールを導入することに決めたのです。

導入に際しては、他社製品との比較もなさったかと思うのですが。

そうですね。PALLET CONTROLともう一つの製品とを比較しました。比較しての印象ですが、インターフェースなどGUI面においては、他社製品の方が親しみやすい印象がありました。

しかしながら機能面のことを考えると、PALLET CONTROLの方が、痒い所に手が届くような細かい機能が色々そろっていました。インターフェースを取るか、機能を取るか、悩ましいところでしたが、長い目で見れば、やはり機能優先で選択した方が良いだろうという結論に達し、PALLET CONTROLの採用を決定しました。

全国2,000台の資産管理とツール配布に活用

現在のPALLET CONTROLはどのようにお使いいただいているのでしょうか。

現在、全国約2,000台のPCのインベントリ情報の収集に使っています。現状のバージョンでは、帳票表現力の点で改善を要する部分があるかと思いますが、Asset Coordinatorの追加により、そうした点が改善されるとのことで、大いに期待しています。

自動インストール機能についてはどのようにお使いでしょうか?

セキュリティパッチやツールなどの配布に活用しています。現在、ActiveDirectoryへの移行が進行中ですが、そこにおいても要所要所で活用していく運びです。

特にプロファイル情報のコピーにおいては、ネットワーク経由でのコピーが困難になる場合が予想されますが、その際にはPALLET CONTROLのオフラインモードを活用する予定があります。

その他、様々な用途にお使いいただいているとのことですが。

PC起動時にメッセージを表示する機能も使ってみました。最近の活用例としては、起動時のメッセージ表示を通じて、全国の社員にパスワードの変更を促すということをやりました。この他、特定のユーザーだけに経営情報Excelファイルを配布するといった転用も行っています。

今後のJALインフォテックへの期待

JALインフォテックは、最近のJAL/JAS統合においても活躍を見せるなど、会社本来の実力としては良いものを持っていると思います。

しかしながらPALLET CONTROLにおいては、あまりにも技術者志向すぎる部分、玄人向けすぎる部分があり、一般レベルのシステム管理者にとっての使用性という観点では、改善の余地があるかもしれません。また最近はネットワーク管理ツールの世界にも次々と競合製品が現れてきております。

5年前から使い続けているユーザーとしては、今後ともたゆまぬ研鑽と開発を続けていただき、後発メーカーに追い抜かれることのないようにあってほしい。5年前にPALLET CONTROLを選んだ我々の眼は確かであったとぜひ確信させてほしい。そのように期待しております。

今日は貴重なお話をありがとうございました。




森永製菓のWebサイト

森永製菓株式会社

※取材日時:2004年8月
※この使用感が全てのお客様で実感できることを保証するものではありません。

さらに詳しく知りたい

お問い合わせ