原因
原因は以下のいずれかが考えられます。そのためAsset Coordinator.log(デフォルト:C:\Program Files\AssetCoordinator6\webapps\AssetCoordinator\log\ AssetCoordiantor.log)の内容から判断します。
原因①:AssetCoordinator.logが以下のいずれかの場合
~接続は閉じられています。
~ホスト xxxx、ポート 1433 へのTCP/IP接続が失敗しました。~
原因②:AssetCoordinator.logが以下の場合
~このログインで要求されたデータベース "AssetCoordinator" を開けません。
ログインは失敗しました。
対処
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Asset Coordinator 6.0~6.2
原因①の場合
以下の内容を確認します。
確認1
・SQL Server 2008 R2のインストールが正常に終了していますか?
・SQL Server 2008 R2のサービスは起動していますか?
Microsoft SQL Server 2008 R2の構成マネージャーで確認することができます。
[スタート]→[すべてのプログラム]→[Microsoft SQL Server 2008 R2]→[構成ツール]→[SQL Server 構成マネージャー]を選択してください。
[SQL Server のサービス]に[SQL Server(MSSQLSERVER)]が存在し、[状態]が[実行中]であることを確認してください。
[状態]が停止の場合、[SQL Server(MSSQLSERVER)]を右クリックして[開始]を選択してください。
[開始モード]は[自動]が選択されていることを確認してください。
確認2
・WEBサーバーからのコネクト情報設定は正常ですか?
以下のファイルの記述を確認してください。
AssetCoordinator6インストールディレクトリ内DB設定ファイル(デフォルト値:C:\Program Files\AssetCoordinator6\webapps\AssetCoordinator\WEB-INF\classes)DB.propertiesのURL部分が以下の内容になっている必要があります。
URL = jdbc:sqlserver://xxxxx
(xxxxxには、SQL Server 2008 R2を構築したコンピュータ名が入ります。)
確認3
・DBサーバーの接続ポートは開放されていますか?
DBサーバーの使用ポートはデフォルトで[1433]を使用しています。
ファイアウォールが原因で1433ポートにアクセスできない場合も同じログが出力されます。
ファイアウォールの設定を変更し1433ポートを解放してください。
Windowsファイアウォールの場合は[コントロールパネル]から設定を変更することができます。
その他のファイアウォールの場合は製品マニュアルをご参照ください。
確認4
・SQL Server 構成マネージャーの設定は正常ですか?
MSSQLSERVERのプロトコルの構成のTCP/IPが有効になっている必要があります。
確認1のMicrosoft SQL Server 2008 R2の構成マネージャーを起動してください。
[SQL Server ネットワークの構成]→[MSSQLSERVERのプロトコル]を選択してください。
[TCP/IP]が[有効]になっていることを確認してください。
[無効]の場合は、右クリックで[有効化]を選択し、[有効]にしてください。
設定変更後、[SQL Serverのサービス ]→[SQL Server(MSSQLSERVER)]を右クリックし、[再起動]を選択してください。
原因②の場合
Asset Coordinator のDBが正しく構築されていない場合のログです。
Asset Coordinator のインストーラーでは、SQL Server 2008 R2インストール後、DBの構築作業を行います。
DB設定が何らかの原因で異常終了したか、あるいは未実行である場合、上記のログが出力されます。
・インストーラーでDB設定実行は正常に終了しましたか?
・DB設定が正常な場合、SQL Server 2008 R2のDBデータ格納フォルダ(デフォルト:C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL10_50.MSSQLSERVER\MSSQL\DATA)には[AssetCoordinator]を冠したファイルが複数個作成されます。
1-1)上記フォルダーにファイルが存在していない場合は、[DB設定実行]が未実行の状態です。
→インストーラーから再度[DB設定実行]以降の操作を行ってください。
1-2)上記フォルダーにファイルが存在している場合は、正常に[DB設定実行]が完了しなかった状態です。
→上記ディレクトリ内の[AssetCoordinator]を冠しているDBファイルの削除後に再度インストーラーから[DB設定実行]以降の操作を行ってください。
手順:
①Microsoft SQL Server 2008 R2の構成マネージャーから[SQL Server(MSSQLSERVER)]サービスを一旦停止してください。
②\MSSQL\DATA(デフォルト: C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL10_50.MSSQLSERVER\MSSQL\DATA) 内の
[AssetCoordinator]と冠したファイルを全部消してください。
③Microsoft SQL Server 2008 R2の構成マネージャーから[SQL Server(MSSQLSERVER)]サービスを開始してください。
④Asset Coordinator のインストーラーで再度[DB設定実行]以降の操作を行ってください。
*以前にSQL Server 2008 R2をアンインストールした事がある場合、1-2が発生しやすくなります。
原因は正しいアンインストール処置がされていないからです。
(正しいアンインストールについてはFAQの[
完全なアンインストール方法を教えてください]をご参照ください)
*[DB設定実行]とは、Asset Coordinator インストーラーの[DB設定実行]を意味します。
操作方法の詳細は、画面右上の[HELP]をクリックしご確認ください。
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Asset Coordinator 6.3
原因①の場合
以下の内容を確認します。
確認1
・SQL Server 2012 のインストールが正常に終了していますか?
・SQL Server 2012 のサービスは起動していますか?
Microsoft SQL Server 2012 の構成マネージャーで確認することができます。
[スタート]→[すべてのプログラム]→[Microsoft SQL Server 2012]→[構成ツール]→[SQL Server 構成マネージャー]を選択してください。
[SQL Server のサービス]に[SQL Server(MSSQLSERVER)]が存在し、[状態]が[実行中]であることを確認してください。
[状態]が停止の場合、[SQL Server(MSSQLSERVER)]を右クリックして[開始]を選択してください。
[開始モード]は[自動]が選択されていることを確認してください。
確認2
・WEBサーバーからのコネクト情報設定は正常ですか?
以下のファイルの記述を確認してください。
AssetCoordinator6インストールディレクトリ内DB設定ファイル(デフォルト値:C:\Program Files\AssetCoordinator6\webapps\AssetCoordinator\WEB-INF\classes)DB.propertiesのURL部分が以下の内容になっている必要があります。
URL = jdbc:sqlserver://xxxxx
(xxxxxには、SQL Server 2012 を構築したコンピュータ名が入ります。)
確認3
・DBサーバーの接続ポートは開放されていますか?
DBサーバーの使用ポートはデフォルトで[1433]を使用しています。
ファイアウォールが原因で1433ポートにアクセスできない場合も同じログが出力されます。
ファイアウォールの設定を変更し1433ポートを解放してください。
Windowsファイアウォールの場合は[コントロールパネル]から設定を変更することができます。
その他のファイアウォールの場合は製品マニュアルをご参照ください。
確認4
・SQL Server 構成マネージャーの設定は正常ですか?
MSSQLSERVERのプロトコルの構成のTCP/IPが有効になっている必要があります。
確認1のMicrosoft SQL Server 2012 の構成マネージャーを起動してください。
[SQL Server ネットワークの構成]→[MSSQLSERVERのプロトコル]を選択してください。
[TCP/IP]が[有効]になっていることを確認してください。
[無効]の場合は、右クリックで[有効化]を選択し、[有効]にしてください。
設定変更後、[SQL Serverのサービス ]→[SQL Server(MSSQLSERVER)]を右クリックし、[再起動]を選択してください。
原因②の場合
Asset Coordinator のDBが正しく構築されていない場合のログです。
Asset Coordinator のインストーラーでは、SQL Server 2012 インストール後、DBの構築作業を行います。
DB設定が何らかの原因で異常終了したか、あるいは未実行である場合、上記のログが出力されます。
・インストーラーでDB設定実行は正常に終了しましたか?
・DB設定が正常な場合、SQL Server 2012 のDBデータ格納フォルダ(デフォルト:C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL11.MSSQLSERVER\MSSQL\DATA)には[AssetCoordinator]を冠したファイルが複数個作成されます。
1-1)上記フォルダーにファイルが存在していない場合は、[DB設定実行]が未実行の状態です。
→インストーラーから再度[DB設定実行]以降の操作を行ってください。
1-2)上記フォルダーにファイルが存在している場合は、正常に[DB設定実行]が完了しなかった状態です。
→上記ディレクトリ内の[AssetCoordinator]を冠しているDBファイルの削除後に再度インストーラーから[DB設定実行]以降の操作を行ってください。
手順:
①Microsoft SQL Server 2012 の構成マネージャーから[SQL Server(MSSQLSERVER)]サービスを一旦停止してください。
②\MSSQL\DATA(デフォルト: C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL11.MSSQLSERVER\MSSQL\DATA) 内の[AssetCoordinator]と冠したファイルを全部消してください。
③Microsoft SQL Server 2012 の構成マネージャーから[SQL Server(MSSQLSERVER)]サービスを開始してください。
④Asset Coordinator のインストーラーで再度[DB設定実行]以降の操作を行ってください。
*以前にSQL Server 2012 をアンインストールした事がある場合、1-2が発生しやすくなります。
原因は正しいアンインストール処置がされていないからです。
(正しいアンインストールについてはFAQの[
完全なアンインストール方法を教えてください]をご参照ください)
*[DB設定実行]とは、Asset Coordinator インストーラーの[DB設定実行]を意味します。
操作方法の詳細は、画面右上の[HELP]をクリックしご確認ください。