CODE:ope23 OS:ALL
DATE:2012/01/17
Administrator権限のログインIDでカスタム台帳を作成しましたが、他のSiteAdministrator権限のユーザではその台帳を参照することができませんでした。
カスタム台帳は管理グループ毎に保持されます。
Administrator権限のログインIDは画面には現れませんが、Administratorの管理グループに所属します。
SiteAdministratorのログインIDは、設定によって割り当てられた管理グループに所属します。
Administrator権限のログインIDが作成したカスタム台帳はAdministratorのグループに保持されるため、異なる管理グループに所属するSiteAdministratorのログインIDは、そのカスタム台帳を参照できません。
新規に管理グループを作成したときに、その時点のAdministratorのグループが保持するカスタム台帳が新規作成した管理グループのカスタム台帳にコピーされるため、カスタム台帳がグループ間でリンクしているように見えますが、実際には最初にコピーされるだけで別々に保持されています。
他にも[メンテナンス]メニューの[台帳メンテナンス]の[表示順序設定]も管理グループ毎に保持されます。
管理グループ毎に保持された設定はスーパーバイザーに設定されたSiteAdministratorのログインIDが変更することができます。
一方[資産管理台帳作成/編集]の設定はAsset Coordinator全体に対する設定であり、全ての管理グループで共有されます。
台帳の数、そして台帳が保持する項目数は、インベントリデータ取込み時間、台帳の表示時間などシステム全体のパフォーマンスに影響します。
そのため、この設定はAdministrator権限のログインIDだけが変更できるようになっています。