Windows 10 の大型アップデートの適用をコントロール

Windows 10 のアップデートが大変

Windows 10 の大型アップデート(機能更新プログラム)は定期的にリリースされますが、このアップデートの展開に悩んでいるというお話をよくいただきます。
2022年以降は年に 1回のリリースに変更されましたが、展開の大変さは変わらず、今後もIT管理者にとっての負担となりそうです。

Windows 10 ライフサイクル

バージョンHome、Pro エディションの
サービス終了日
Enterprise 、Education エディションの
サービス終了日
22H2サービス終了(2024年05月14日)2025年05月13日
21H2サービス終了(2023年06月13日)サービス終了(2024年06月11日)
21H1サービス終了(2022年12月13日)サービス終了(2022年12月13日)
20H2サービス終了(2022年05月10日)サービス終了(2023年05月09日)
2004サービス終了(2021年12月14日)サービス終了(2021年12月14日)
1909サービス終了(2021年05月11日)サービス終了(2022年05月10日)
1903サービス終了(2020年12月08日)サービス終了(2020年12月08日)
1809サービス終了(2020年11月10日)サービス終了(2021年05月11日)
1803サービス終了(2019年11月12日)サービス終了(2021年05月11日)
1709サービス終了(2019年04月09日)サービス終了(2020年10月13日)

※ Windows 10 各バージョンのサービス終了日は 2023年2月17日現在のものです。

Windows 10 は各バージョンごとにサポート期間が設けられていて、バージョンによってはサポート期間が約 1年半とIT管理者泣かせの短さです。
(Long Term Servicing Channel を除く)

サポート期間の観点からバージョンアップのための大型アップデート適用は避けられませんが、準備も実行も手間がかかるのが課題です。


そこで今回は、 を活用した
Windows 10 アップデートをご紹介します

おすすめな適用方法

P2P で配布   WSUSサーバーから配布   ファイルサーバーから配布

P2P で配布

アップデートのモジュールを細分化して、PC間で配布

事前に、P2P でモジュールを PCへ配布して適用する

point

P2P配信で ISOファイルを事前に配信。PC間で小さいピースを配信しあって、効率的に配布!

WSUSサーバーから配布

アップデートのモジュールを既存 WSUSサーバーから配布

退社時に PC利用者が適用を実行する

point

定時後など無人の時間帯にアップデートの適用が可能!適用後は PC の自動シャットダウンもできるので安心です。

ファイルサーバーから配布

アップデートのモジュールをファイルサーバーから配布

ファイルサーバー上の ISOファイルで適用する

point

既存のファイルサーバーを経由した適用が可能!ダウンロード時は転送速度や制限時間帯の指定が可能です。

さらに詳しく知りたい