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原因:
原因は以下のいずれかが考えられます。そのためAsset Coordinator.log(デフォルト:C:\Program Files\AssetCoordinator4\webapps\AssetCoordinator\log\ AssetCoordiantor.log)の内容から判断します。
原因@:AssetCoordinator.logが以下のいずれかの場合
〜[SQLServer 2000 Driver for JDBC]Error establishing socket.
〜[SQLServer 2000 Driver for JDBC]Connection reset by peer: socket write error
原因A:AssetCoordinator.logが以下の場合
〜[SQLServer]ログイン 'AssetCoordinator' で要求されたデータベースを開けません。
ログインは失敗しました。
対処:
原因@の場合
以下の内容を確認します。
確認1
・MSDEのインストールが正常に終了していますか?
・MSDEのサービスは起動していますか?
・MSDE2000のアイコンで確認することができます。
左図のようなアイコンがタスクバー上に存在してればMSDE2000はインストールされています。
(まれに、アイコンが非表示状態になっている場合があります
その場合は、管理→サービスから、MSDEサービスの常駐確認が必要です。)
左図のように赤くなっているアイコンの場合はMSDE2000はインストールされていますが、サービスが停止中であることを示しています。
この場合、アイコンをクリックしサービスマネージャーを起動させサービスを開始する必要があります。
下図のように [サービス]がSQL Server になっていて、[OS起動時にサービスを自動的に開始]にチェックが入っている状態で、[開始/再開]ボタンをクリックしてください。
なお、SQL Serverサービスマネージャが起動できない場合は、MSDE2000のインストールに失敗している可能性があります。
その場合は一旦アンインストールして再度、セットアップを実行する必要があります。
また、アンイトール時に正しい手順を踏まないと、再インストールが正常に行えない場合があります。
(正しいアンインストールについては[完全なアンインストール方法を教えてください]をご参照下さい)
確認2
・WEBサーバからのコネクト情報設定は正常ですか?
・以下のファイルの記述を確認して下さい。
AssetCoordinator4インストールディレクトリ内DB設定ファイル(デフォルト値:C:\Program Files\AssetCoordinator4\webapps\AssetCoordinator\WEB-INF\classes)DB.propertiesのURL部分が以下の内容になっている必要があります。
URL = jdbc:sqlserver://xxxxx
(xxxxxには、MSDE2000を構築したコンピュータ名が入ります。)
確認3
・DBサーバの接続ポートは開放されていますか?
DBサーバの使用ポートはデフォルトで[1433]を使用しています。
ファイアウォールが原因で1433ポートにアクセスできない場合も同じログが出力されます。
ファイアウォールの設定を変更し1433ポートを解放してください。
Windowsファイアウォールの場合は[スタート]メニューの[コントロールパネル]から設定を変更することができます。
その他のファイアウォールの場合は製品マニュアルをご参照ください。
原因Aの場合
MSDE2000までは認識していますが、AssetCoordinatorで作成したDBがなかった場合のログです。
インストーラーでは、MSDE2000インストール後、DBの構築作業を行います。
「DB初期設定スクリプト」の起動が何らかの原因で異常終了、あるいは未実行状態である場合、上記のログを出力します。
・インストーラーでDB設定実行は正常に終了しましたか?
・DB設定が正常な場合、MSDE2000のDBデータ格納フォルダ(デフォルト:C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL\Data)には[AssetCoordinator]を冠したファイルが複数個作成されます。
1-1)上記フォルダを確認し、ファイルが存在していない場合はDB初期設定スクリプトが未実行状態です。
→インストーラーから再度DB作成実行を行って下さい。
1-2)上記フォルダを確認し、ファイルが存在している場合は正常にDB設定が完了しなかった状態です。
→上記ディレクトリ内の[AssetCoordinator]を冠しているDBファイルの削除後に再度インストーラーからDB作成実行を行って下さい。
手順:
@タスクバーのSQL Server サービスマネージャから、サービスを一旦停止して下さい。
A\MSSQL\Data(デフォルト: C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL\Data) 内の[AssetCoordinator]と関したファイルを全部消して下さい。
BタスクバーのSQL Server サービスマネージャから、サービスを開始して下さい。
Cインストーラーから再度DB作成実行を行って下さい。
*以前にMSDE2000をアンインストールした事がある場合、1-2が発生しやすくなります。
原因は正しいアンインストール処置がされていないからです。
(正しいアンインストールについてはFAQの[完全なアンインストール方法を教えてください]をご参照下さい)
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